肘井美佳「Kalmia」
キングレコード 02.10.02 3990円 +分 KIBE-58
芸能活動は大学入学後から―、やや遅いスタートといえるかもしれませんが、現在はTV・映画・舞台・CMと幅ひろいフィールドで活躍。2006年、『牙狼<GARO>』でプチブレイク。
パケ写はストレートに良いですね。彼女の美形っぷりがひときわ光ります。でもしゃべりだすと、意外とこの人は… (^^;
オープニングは幻想的に、ゆったりと浮かび上がってきて―
目が綺麗な人ですよね。ネコ顔。静かなムードで幕開け。
で、『はじめまして、肘井美佳です』とナレーション。彼女からの挨拶がありまして―
声はオトナっぽいような、子どもっぽいような、不思議な声ですね。それと鼻にかかったようなしゃべり方。
『今回初めてのビデオ撮影で、ちょっと緊張したんですが―』という感想を、スムーズに話す彼女。いや、たどたどしく話す彼女。
どっちやねん!って言われそうですが、ホントどっちともつかぬしゃべりなんですよ(^^;
さらに『…あ、それから美佳の企画もありますので、そちらのほうもぜひご覧ください』と、マイペースにつづける肘井さん。
どうにもこの人はトボけた調子というか、のほほんとしています(^^;
声だけで性格が伝わってくる人っているじゃないですか…? まさしくそんな感じのマイペースっぷりで―
さらにこのあたり、ダイジェストで…
『まずはこのシーンから。VTRキュッ!』ってね、画面のシリアスさと全然合ってませんけど(^^; 締めくくってくれて、肘井さんの初IV、いよいよ本編です―
てなわけで、本編はこんなシーンから。ここではカメラをのぞいてる彼女のアップ―
フレームに捉えられてるのは、もうひとりの彼女―。ここからイメージシーンのはじまり。というわけ。
軽くユッサユッサ、と。 そして接写。
画面はけっこうエロスだったりするんですが、BGMはオリエンタルな民族音楽で…ここでも不思議なギャップです(^^;
このイメージカットはとてもいいですね。細身なのに意外と“ムッチリ”で、寄りもあって―
で、声だけでひきつづきトークなんですが、通ってるジムで『脂肪バイバイ!』という運動(?)をしてるとか…
『めざせ吉川ひなのっ。おー!』だとか―
この方は意外にもジム通いをしていて、筋力づくりや水中エアロビに励んでるそうなんですけど…
一見とてもそんなふうに見えませんし、なにか全体的に“ナナメ上”ってカンジですよね。
話す内容からナニから異彩を放ちすぎていて、しょーじき目が離せません(^^
そして1stカットのメイキング。この作品はイメージ→メイキング という主な流れ。
…あ、今気づきましたが、この人の声やしゃべり方は“原千晶”にソックリですね。あんな感じをご想像ください。
こうして見ると、本当にこの人は美形!なんですけどね…。でもちょっと“ヘン?”っていう(^^;
で、おつぎは『肘井美佳の人魚伝説』と題されたコーナー。ここはバリの最南端の岬だそうで、ダイブすると人魚になれる…という伝説が。で、彼女が「挑戦することにしました」と―
『スゴーい、自殺の名所みたい。こわーい』(棒読み)とか、とぼけた口調で語る肘井さん(^^;
しかし画面の彼女はどんどん突端へ近づいていって…
『だめー! それ以上は行っちゃダメ、あぶなーい!』とか叫んだ瞬間―
飛び込んでしまうんですが!
『やっぱり崖から飛び込むなんてムリだよー。“ブル”だけど、ま、いっか』なんて、じつはプールだった…というオチ。“ブル”っていう言葉のチョイスがイイですね(^^;
なんでしょうね…この脱力するようなミニコント(^^; ちょいと笑えますけど。
で―、上がってきた彼女がこれ。
「苦しかった…、人魚への道は遠し…」とか、死にそうな声で語るのがまた笑えます。
「こんにちわー。はじめましてー、肘井美佳19歳。福岡県出身の大学2年生です」と、ここらで自己紹介。明るいです。とっても明るいです。
「一見おとなしそうに見られますが、ハイテンションで明るい子です」とか、まあここまで見てりゃそんなことワカりますが(^^;
でもって。トークのあとは、ゆったりゴロゴロ…と。
じーっと全身を眺めまわして…、『恋人モード』ってよりは、露骨なエロ目線ですけど(^^; でもイイです。この方の腰まわりはムッチリどっしりで最高です。
そして場面はプールへと。イメージシーン、なんですが…
画面の左右が切れたり、上下が切れたりと、いちいち画面サイズが変わるのは鬱陶しいですね(^^; どーもこれは余計な演出って気が。
さらにそのままメイキング突入。メイキングのほうが画面がクリア―、なのはどういうこと?と文句のひとつも言いたくなりますが…
でも、ま、彼女の伸びやかな肢体がじっくりと見られるので、よしとしましょう。
この人は本当に場面によって、ガラリと顔が変わりますよね。今はお嬢さんモード?でしょうか。少々カメラマンの声がうるさい。
「こんばんわー! 美佳のバリ探検隊ー! レポーターの肘井美佳でーす」ということで、いきなりハイテンション! フィッシュ・マーケットにやってきました。
ここでは買った魚をすぐに焼いてくれるそうで―
「デカいエビが食べたい…デカいエビ」とか、呟きつつ徘徊する彼女(^^;
で、この人、実際に巨大エビとか、バラクーダとか、ワシワシ掴んじゃうんですよ! すごいっ。
「おーなーかー すいた~」とか、テーブルに顎をつけて待つ、行儀のわるいお人(^^;
スタッフもくすくすと苦笑!
「いっただきまーす!」と、いきなり復活しちゃう人(^^;
「うまーい、おいしーい」とか言って、あの奇怪な魚をモリモリと食っちゃいます(^^;
そして「最高でした。まるっ」という言葉で締めると、コテンと寝てしまう人。
『食べてすぐ寝るなっ!!』とか字幕にまでツッこまれてて、最高です、この人(^^;
『ステキなコテージを発見! だれもいなさそうなんで、忍び込んじゃお!」ということで、おつぎはこんな場面―
堂々と無断侵入する彼女。で、「水着に着替えちゃお!」ということで―
プールでゆったりと―、あくまでひとん家ですけどね(^^; 心地よくものんびりとしたイメージを見せてくれます。
ここでもやっぱり寄りカットが豊富。エロスっ。
さらに…『庭に出ると、突然バリの楽団が現れた』ということで、楽隊が現れて―
ステキングですよね。演奏をじっと聞き入る彼女です。
そして途中から一緒に踊ったりも。
『水鉄砲対決! カメラマンVS肘井美佳』ということで、水のかけあいっこです。けっこー容赦なく顔とかにかけられてしまう肘井さんです(^^:
カメラワークも、どさくさまぎれでやたら下半身を撮ってたりとか…
スタッフに助け起こされそうになった瞬間、手を放されてざばーん!と。お約束です(^^
ラストは『Sunset Beach』の章。ブルージーなサックスの曲に乗せ、ゆったりと浅瀬を歩く姿―
黙っていればまちがいなく“クール・ビューティー”なんですけどね。この人のおもしろいとこは、「自分でそうと気づいてない」点です(^^;
でもって、最初のデンデロデンデロ…という民族音楽に戻ってスタッフロール。
『どうでした? 今回の美佳ワールド。楽しんでいただけたでしょーか。ではまた、ごきげんよー』とお別れ。けっこうあっさり。最後までいろいろ笑わせていただきました。
~超天然すっトボケBeauty! 「人は見かけによらず」…?~
筆者はあまり特撮の番組を見ない―、ということは以前にお伝えしました。仮面ライダー系とか戦隊モノに詳しくない、とそういった話ですね。まぁ、おまえが見ようが見まいが知ったこっちゃない、といわれりゃそのとおりなんですけど、もう少しおつきあいくださいよ(^^;
でもってその理由を考えてみたところ、これがよくワカらない。子どもの頃はよく見てたんですけどね…。「宇宙刑事シャイダー」とか、そういった時代? でもオトナになってからは、あまり見なくなってしまった。
それはあたりまえでは…?と、ごく一般的な感覚をもつ方はおっしゃりたいかもしれませんが、しかしこういうのはオトナになってからのほうがおもしろい! というのも解るんですよね。熱中する人の気持ちもわかる。設定だとかキャストだとか、「今度はこういう狙いできたかー」みたいな、いろんな事情がオトナになってからのほうが透けて見えるし、(このヒーロー役の女の子は男4人と一緒に暮らしてるけど、ふだんはどんな生活を…?)みたいな、若干エロス的な目線っていうんですかね(^^; そういう妄想を働かせてるのは自分だけじゃないはずで…―
えっ? そんなの考えてるの、自分だけ? いやいやウソウソ、キミたちだって同罪なはずだ! 後楽園ゆうえんちでボクと握手っ!!って、もうナンだか意味不明になってますけど(^^; ともかく最近の特撮はオトナの鑑賞に耐えうるものも増えていると。いろいろな意味でクォリティーが上がっていると。そういった話ですね。うん、いま初めて言いましたけど (^^;
で、ちょっと日曜朝の話から外れるんですが、深夜のTVを見ていてとんでもない番組と出会いました。週末のテレ東をのったらくったら眺めていて、これは!?というモノに出会いました。それは『牙狼<GARO>』という作品なんですね。まぁ特撮なんですけど。これは特撮に興味がなかった自分でも、ひと目で「おっ」と目を釘づけにさせられたんで、そうとうなものだったと思います。
とにかく、おもしろいんですよ。CGをうまく融合させた殺陣のシーンはカッコいいし、雰囲気も上々。すごいレベルのモノやってるな、とぶったまげたんですね。で、すぐにネットに繋げてみたところ、これは自分の“勘”にまちがいはなかったらしく、とても熱狂的ファンの多い人気番組だということが判明しました。そこでヒロインを好演した女性こそが、今回の“肘井美佳”さんであると。そういう話なんですよ。
…いや、ここまでくるのに、『牙狼<GARO>』知っておられた方はイライラしたでしょうね(^^; 数行でおわる話なのに、こんだけ言葉を費やすっていうね(^^; しかも2年以上前ですし…
で、そっちに字数を割きすぎたので、手ばやくこの『Kalmia』を紹介したいと思いますが、とても良いです。文句なくイイです。『牙狼<GARO>』ではミステリアスガールを演じてた肘井さんですが、この作品では“素”の天然ボケボケ明るさっぷりがあふれてて笑えます。全編、肘井ワールド。
すでにこの作品、入手困難になりつつあるようですが、彼女の本当のファンである、“あるべき人の手”に渡ってほしいなあ…と願ってやみません。
【8.5/10 A-】 D:新谷祐一
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