佐藤めぐみ「日テレジェニック2002 grace」
バップ 02.09.25 3990円 38+5分 VPBF-11574
デビューは金八先生の生徒役だったようですね。女優として活躍しつつ、アイドル活動もおこなっている佐藤めぐみ。初めてのイメージビデオ。
顔だけに焦点をあてたパケは…いいんですけど、この撮り方はどーなんだろう。首は見せるべきでは?(ナマ首っぽくなっちゃう)
OPはふりかえりざまの姿から―
「ヤッホー!!」と大きくさけんで、佐藤めぐみさんの…
『Grace』スタートです。ちなみにGraceとは、“優美”とか“神の恵み・恩寵”といった意味。
タイトルロゴはちょっと素っ気ない(^^;
でもって、イントロからこの人はノリノリっ!
ピースピース!で笑顔をふりまいたりだとか―
えくぼをキュッと。かわいらしい仕草。コロコロとかわるネコみたいな表情を、たっぷり見せてくれます。
軽やかな音楽に乗せて―、さらにもう1種類の水着も。オープニングから飛ばします。
…どことなーくエロスな体つきです。
この人は女優としてスタートしたものの、この時期はわりとこういった仕事もしてるんですよね…。でも水着姿は貴重です。
そんなわけで、はじけるような笑顔をいっぱいに―。挨拶がわりの青空スマイル。
「女優」っぽく構えたところもなく、好感度大です◎
そしてイントロがおちつくと―
カウボーイハットに、ショートパンツ。彼女は道端に出て、歩きはじめます。
「初めて訪れた南国の楽園。ロマンティックな神話が息づく、伝説の島。見るもの触れるもの、すべてが新鮮に感じられます―」
とナレーション。橋をわたり、森を抜けて―
やがて導かれるように美しい滝へとたどりつきます。そこで優美な姿―
静かでしっとりとしたムードの中、おちついたたたずまいを見せてくれます。
で、場面一転すると、元気いっぱいに!
明るい音楽に合わせて、コミカルに―
洗車するイメージカットです。
この人はいちいち表情豊か―、といいますか、なにかとオモシロい顔をしてくれるので、見てて楽しいです(^^
基本、美形だから―っていうのはあるんだと思いますけどね。さすが女優だなと感じます。
ハイッ、できあがりっと。この場面(にかぎらず、なんですが…)ちょっと画面暗いですよね。意味不明に暗い。そこは残念。
ここでイメージから離れて…『激辛料理にチャレンジ!』というコーナー。
じつは彼女、辛いものがダメなんですが、しかし、当人にはなにも知らされぬまま、激辛料理が運ばれてきます―
口に入れて、(…ん゙??)という表情をする彼女。
ビミョーな顔つきがすでに笑えます(^^
でもカメラがまわってるものだから、慌てて「おいしいですっ。グッド! グッド!」とか取り繕うんです。大急ぎで。
あ~、もうこのシーン何回見ても笑える(^^;
で、最後にドッキリであることを教えられて、ごらんの表情。「ヒー」と(^^;
いいなあ…サトメグ最高ですよ。い~いキャラしています(^^
はい、そしてふたたび海へ―
ひろがりを感じさせるBGMの中、キラキラとコンパクトで光を反射させて…
カメラが近づくとやっぱり抜けるようなスマイル!
まぶしくも元気いっぱいな笑顔を見せてくれて、水上ボートにも挑戦! けっこう上手。
ここではちょっとヤンチャぽく。けっこうこの人、ヤンチャっぽい面もあるので、ベースボールキャップはお似合い。スローモーションでじっくりと、ここでも煽り撮り。
旅のつづき―。
ここランカウイに伝わる、もっとも有名な伝説―「悲運の王女のストーリー」。朗読しながら、墓前へとやってきて…
静かに祈りを捧げます。
『平穏な世が訪れた今、王女の魂はなにを思うのでしょう…』
真剣な表情もすごくいいんですが、どうもこれまでの印象から…コミカルさを期待してしまったり(^^;
すると突然―ここでトリップ。
夢の中か、それとも彼女の見た白昼夢なのか…
それは判然としませんが、
こうして、淡い光の降りそそぐ別世界へと、彼女は運ばれてしまうんです。
アオザイ姿も、景色も―、すべてが夢のようで、美しいカットですよね。
折り重なるように、つぎつぎと色彩が移り変わって…、謎めいたカットも瞬間的に挿入されて、いくつもの彼女が―
目に焼きつけられます。こんなカットも余裕でこなせるのが佐藤めぐみ、サトメグ。
彼女の奥深さに合った、なかなかすばらしいカットじゃないかと思います。
とってもアメイジング!
さらに岸辺で―、ゆったりギターの音色に乗せて、おちついたイメージ。
でもこの人は、両極端っ。そこがいいんですけど(^^;
水着ブラやパンツを干してゆくイメージ。
え…いいの…っていう感じで。エロいような、そうでもないような(^^;
『激辛料理に挑戦!』のつづきは―、ごらんのように“棄権”っ!(^^;
このあと外で、「あんなのぜっったいイジメだよな~。はぁもう食べたくなーい」とか、逃げ出してる姿が写し出されます(^^;
で、毒づいてると(^^; その途中で、チリリン、チリリンと鈴の音が…
つづけざまに、今度は美しい立ち居振る舞い。しっとりと―
着物姿は、声も出ないくらいビューティフル。
…なんでしょうね、この人の落差は(^^; これ見た人、みんなちょっとやられると思いますね。
『鏡の国。夢の国。夏の記憶と、夢のかけら―。君の言葉が聞きたくて…』と、
ここで読み上げるポエムは、たどたどしいものの、そこは逆にイイかもしれません。わざとだったらサトメグおそるべしっ。
最後はこうして―、オーソドックスなイメージにもどってきます。既出ながらも、3種類の水着を見せてくれるのは、うれしいとこ。
そこまでしてくれるのは予想外でしたが―
しかしそれよりなにより明るさ―。ノリノリの100%スマイルが、どんなものより魅力的な作品ですよね。
で…
ラストはしっとりと、海を見て。その先の明日を見て―
『旅のおわり。ノスタルジア。初めてづくしの出来事の中で、サトメグは…ちょっぴりだけ成長できたかなって思います』
『でも、もう少しオトナになるまで時間をください。きっと未来の私は、もっともぉーと素敵な人になっているはず。そんなサトメグの姿を、期待していてほしいのです』とのお言葉。
内容は名作ですが―、ジェニックにしては悪い画質っ。惜しまれます。
~スパイス不要! じっくりコトコト伝わる“サトメグ”の魅力~
“佐藤めぐみ”という人を見ていると、たまに「どっちなのよ」と言いたくなることがあります。…いや、「たまに」じゃないですね。これはむかしから現在に至るまで、ずーっとそう。ノドまで出かかって、ずっとひっかかってる状態。
というのもですね―。この人はデビューからしばらく“アイドル”っぽく売ってこられて、沢尻エリカなんかと一緒に写真集イベントとかやってましたけど― (フジCSの『アイドル道』でも共演してました。ちなみに)
タイプとしては、あきらかに「女優タイプ」じゃないですか? 体型はボン、キュッ、ボン!というワケでもなし、どちらかというと幼児体型…みたいな感もあって、グラビアでバリバリやるタイプではない。なのにこう…バリバリと、そして“ノリノリ”でこの人はアイドルやってたんで、なにか「手違いでアイドルやっちゃってる人」みたいな違和感が、自分の中でずーっとつきまとってたんですよね(^^;
でも絶対に誤解されたくないのが、この人は“個性的なルックス―”とかそんなんじゃなくて、顔的にはそーとー美形タイプなんですよね。アイドルとしても十分以上やってけるレベル。なのに、どことなくしっくりこない。エッ! 水着やってるの!? みたいな意外性がある。
これが“佐藤めぐみ”のとってもフシギなところで…(^^; 「女優です」っていわれても、「アイドルです」っていわれても、ナニかこうしっくり収まりきらないモヤモヤ感がありました。初期の頃には。
で、ほどなくして既定路線―といいますか、女優方向へシフトしていった佐藤さんではあるんですが、なにか「演技派」っぽくよばれてたわりには、特別にめちゃくちゃ演技が上手いというワケじゃなかったり(^^; ドコモのCMで大フィーチャー!(OL3人娘のセンター)、すわ一躍ブレイクか!?と思わせといて、意外とそーならなかったり(^^; ならばもうこの人は、わりとジミ目に、ギョーカイ受けする女優として細く長く―、やっていくのだろうなと思いかけてたところ…今度は! 『砂時計』という昼ドラで高視聴率叩き出し、いきなり知名度がひろがったりと、ホントーにこの人はワケわかりません(^^; いや、たぶん本人としては、一貫して「マイペース」だと思うんですけどね。
そんな佐藤めぐみ―“サトメグ”の味わい深さというのは、この作品でもいかんなく発揮されています。彼女の唯一無二のイメビだから―というのも、なくはないんですが、彼女の知られざる一面。とっても新鮮な素顔というのを、そこかしこにのぞかせてくれるんです。
たとえばサトメグ。あまりよく知らない人からしたら、「おしとやかで、物静かそう」に見えるじゃないですか? イメージとして。「まっすぐな女性」とか、そういう役も多かったし。でもこれがしゃべりだしてみると―、意外とギャルっちいんですよ(^^; 想像もしてなかったくらい“ざっくり”な話し方をする。おおざっぱそう、とでも言いますか…(^^; このトークも『オーディオコメンタリー』という本人による副音声―、解説でたっぷりと聴くことができます。
で、まとめますと、そういった“意外性”こそも彼女、サトメグの魅力なんじゃないかと。じっくりコトコトと何年もかけて伝わる魅力―、その一端が、このDVDによって触れることができます。グ~。
【8/10 B】 D:嶋公浩
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