長澤まさみ「THE COMPLETE」
フジテレビ/ビームエンタテインメント 01.10.25 3990円 31+13分 BBBE-1899
長澤まさみ、2ndDVDは『THE COMPLETE』の第12弾として。このとき14歳。デビューから1年ちょっとの頃ですね。
パケ写はだれがどー見たって満点。“たわわ感”を活かした神の一枚に、ははーっと拝みたくなるのは自分だけでしょうか?
OPは空港に降り立つところから―
ニコニコと明るい表情。
明るい曲に乗せて、迎えのクルマに手をふって…
それでもって、荷台で運ばれます。そして、
「あ、海だ!」と笑顔がはじけたところで、ダイジェストSTART!
ここはもう、あれこれ言うより、見てもらったほうがいいと思いますが―
どのシーンも名場面!といった感じで、
とても印象的なカットばかりなんですね。ちゃんと本編に登場します。
そして、どんどんとテンポよく移っていって―
ご挨拶。
「長澤まさみです。このビデオにはいろんな私が詰まっています。みなさん、楽しんで見てくださいね」
ということで…
ジャジャーン! ジャン、ジャン!と。凝りまくったタイトルでもって、きらびやかに幕開け。
“東宝シンデレラ”ガールの長澤まさみ。彼女の名刺がわりの1本が、ここにはじまります。
で、あらためて自己紹介。
「みなさん、はじめまして。長澤まさみです」とわりと簡潔に。サバサバした調子で(^^; この方は、意外と人見知りなんですよね…
「3サイズは…えーと、まだ成長中なので…わからないんですけどー…」と、たどたどしく、つぶやくようにしゃべるのがかわいい。
対して、下からじっくり写すカメラがエロす。
チャームポイントは“口”だそうで、まわりのみんなに「口、イイね」と言われるそう。
なので、「笑ってみます」ということで実演。ハニカミつつ…の笑顔がいいですよね。
お気に入りは“ふくらはぎ”。「お父さんがサッカーをやってて、ふくらはぎがカッコいいから…」というのが理由。
知らない方はいないでしょうが、この人の父親は、元日本代表・サッカー選手。
「私の弱点は、くすぐられることです」と。なのでやっぱり、くすぐられちゃいます。なにこの画?(^^;
「以上、長澤まさみのプロフィール紹介でしたっ」と小首をかしげて、締めもキュート。
で、そのまんまイメージに突入ですよ。ここでも当然、なのかどうなのか、水着姿で…
けっこう恥ずかしそうにしつつも、サービス満点ですよね。プールではしゃぐ姿が楽しいイメージカット。
見てるこっちまで楽しさが伝わってきます。
つぎは『MASAMI'S HISTORY』というコーナー。
ここではタイトルどおり、彼女の生まれ育ちについて、じっくりとトーク。
「1987年 6月3日に、長澤まさみは生まれました」と、ここでもやっぱり、おちついた感じで。
声は…低いですよね(^^; 低いけど甘い声―というのは、なかなか特異かつ、すぐれた美点じゃないでしょうか。
子どもの頃の写真も、いろいろ写し出されて…
学芸会で「マリア様」を演じてる姿や、バレエ姿など。
しゃべりは“おっとり”ですが、けっこう活発だった模様。
これは“東宝シンデレラ”の授賞式ですね。
「自分でもすごいビックリしちゃったんだけどー、受かって…。で、デビューすることになりました」と。
声ちいさっ(^^;
つづいてコミカルなイメージ。ちょこまかと早送りで動きまわったり、カメラにグーッと顔を寄せたり…
とっても愛らしい姿がベリグーで。
さて、おつぎは『MASAMI'S IMAGE SHOT』と題された章―
迷彩柄のビキニで歩いてきます。それからタオルの後ろで着替えて…
ひょいと飛び出し、ちょっぴり恥ずかしそうに、海へと駆け出し―
波打ちぎわではしゃぐイメージです。
ここでは水をぱしゃぱしゃ掬ったり、ちょこんと座り込んだり…
手を後ろにして、少しだけ愛想をふりまいてみたりと、かわいさ全開のイメージ。
文句なくSo Cute!ですよね。
ちょびっと寄りもあったり…。この一点だけでも、フジのスタッフをホメてあげたいですね(^^
でもって、そのまま導かれるように、洞窟の中へと…。青で統一された謎めいたシーン。
ああそういや、いつのまにか格好かわってますね(^^; 白ワンピ姿でしっとり…
はい、『まさみの一日密着!!』と題されたチャプター。
「ここでは、私の1日をみなさんにお見せします。どうぞ!」ということで、
まずは電車で移動。事務所で演技のレッスンです。
「やめて」(棒読み)とか、まだぎこちないカンジで(^^; 一生懸命さはとても伝わってきます。
で、そのあとはイベント会場へと移動。左のほうに注目ですよ…
ボタンがいっぱい押されてるのを指摘されると、
「…へ? エエッ!?」、
「えっ! 私が押したのー!?」とふりかえりつつ、何度もくりかえす彼女。なんで3回も言ったん?てカンジですが(^^;
意外と天然ボケみたいで、おもろー。
そんなこんなで会場に到着。
気分は?と訊かれ、「恥ずかしいよ~」となぜかヘラヘラ(^^; 長澤まさみテンパる…の巻?
握手会スタート。『そら』という写真集を出したときのイベントです。
途中で差し入れの梅干しにかぶりついたり、だんだんとほぐれた表情になって…
で、1日の最後は「いろいろ…プレゼントももらって、どうもありがとうございました」と挨拶。
「楽しかったです」と。
でもちょっぴりおつかれなのか、低い声がさらに低く…(^^;
ふたたび南の島編。『パラセイリングに初挑戦!!』。
ここでは「こーわーいー。こわいよぅー」と連発する彼女。ちょっと意外。「こわいーでーすぅ~」とか(^^; 言い方かわええ。
『サイパンの海を描こう!』ということで、ここでは軽快な音楽に乗せ、おっきく画を描いちゃいます。
美術の成績は? 「…“5”だった」とボソッと(^^ なかなか味のある画をみせてくれるんです。
肩出し衣装もセクシィーで。なかなかよいと思うんですよね。で、最後は「じゃーん!」と。
そのままワンピ姿のイメージシーン。
最後は『これからの私…』、を語るトーク。
「初めて映画に出たときは、ドキドキしちゃって、はじめは怖かったんですけど…」
「でも、一緒に共演した人たちが、すごい優しくしてくれて、すごい楽しいなあと思って…」と。そこで演技の難しさ・楽しさに目覚めたようです。
「デビューからまだ1年ちょっとで、こういう女優さんになりたい、っていうのは決まってない…」
「でも私は、『今をがんばる』っていうのが、今の目標…みたいな感じなんで…」
と、遠慮がちに。でもしっかりと。
彼女は自分のするべきことを、しっかり理解してるんですよね。スラスラと言葉には出来なくとも―
EDは明るい表情。風に吹かれつつ、にっこり笑いかけて…。この後のエピローグもとても素敵です。お見逃しなく。
~おっとり [∞無限大] ポテンシャル。必然のデスティニー ~
長澤まさみさんって、21歳になったんですよね。6月に誕生日を迎えたようで…。なにか早いと思いませんか? 時の経つのって。
まあ育ての親でも、親戚でもなんでもない自分がナニ言ってんだって話ですけど(^^; まだ18くらいかと思ってましたよ。
で、その半生をふりかえるってワケでもないんですが、そういや長澤さんって、どんなきっかけでブレイクしたんだっけ…?と。そんなことを思い返してみたものの―
これが思い浮かばない。さっぱり浮かんでこない。こんな超売れっ子なのに、ピンとくる楔のような作品がない。
いや、略歴といったモノはいちおう頭に入ってるんですよ。東宝のシンデレラガールに選ばれ、映画『クロスファイア』でデビュー。『ロボコン』で数々の映画賞を総ナメにし―、ってそういうことは知っている。
けれども、“セカチュー”映画版で「廣瀬亜紀」を演じたのは2004年だし、連続ドラマのヒロインとして定着しだしたのは、2005年『優しい時間』『ドラゴン桜』―あたりから。
…これって、かなり「最近」って感じしません? こんなにも“アイドル女優”として圧倒的な力をもっていて、世の男性どもをたぶらかし(ってこともないか^^;)、映画界・TV界を席巻したというのに、なにかこう…これが彼女を大きくした!みたいな作品がない。節目となった作品が見当たらない。
で、いきなりちょっと、話変わりますけど。唐突に彫刻の世界になんか飛びますけど (^^; そこでは、「自分は彫刻を“彫って”いるのではない。ただそこに埋まってるものを、取り出しているだけだ―」ってな言葉があるんですよ。すぐれた彫刻家の方は、そんなことを述べたりもする。
これ、自分も知らなかったんですが、夏目漱石の『夢十夜』の中に出てくる台詞だそうです。要は達人みたいな人からすると、木を彫って“像を作る”のではない。眉も、鼻も、耳も―、すべてはじめから木や石の中に埋まってて、すでに形づくられてるから、それを取り出すだけでいいんだと。そういった一節が小説の中にあるんですね。
これだ―、と思いました。長澤まさみはまさしく「コレ」ですよ。
彼女はだれかが「育てた」とか「大きくしてやった」とか、「この作品のおかげで世に出れた―」とかそんなんじゃない。ただはじめからそこに“在った”んですよ。超一級のアイドル女優として。それを取り出してやるだけでよかった。いわば、現在のこのポジションにいるのも必然。運命。導かれた結果―
だってね、彼女が“静岡銀行”の受付嬢として働いてる姿とか、あるいは富士急行のバスガイドさんでもいいです。「右手をごらんください~。あちらに見えますのが日本平~」とか言ってる姿って、想像できますか…? いや、たとえばの話なんですけど(^^;
もちろんそういったお仕事もステキな職種なんですけど、絶対だれかが連れてきてるはずなんですよ。この世界に。
長澤まさみがいま、ここに居るのは、運命―。どういう生き方をしてたとて、必ず「そうなって」いた。それが筆者の持論です。…だからなに?とか言わないよーに(^^;
はい、そんなわけで、この『THE COMPLETE』について、手短に。これはもうファンだろうがファンじゃなかろうが楽しめる超一級の作品です。おっとりしたしゃべりに、甘い声。いうまでもなくルックス。それにたわわな胸―。買わなきゃソンします。「こんーなに 簡単な選択にー いつまでも迷う事はな~い♪」ってね。買わなきゃチキン!
【9/10 A】 D:卯目速人
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